ピラティスマシン購入記その⑤税関に取りに行く!!の巻
- mikenekopilates
- 2022年9月6日
- 読了時間: 4分
2022.9.6

こんばんは。千葉県白井市のピラティススタジオ 、ミケネコピラティスでございます。
前回の投稿では、個人輸入に必要な提出書類について述べました。
今回は、取りに行く当日の流れについて、私の場合はどうだったかを回顧してみたいと思います。
その前に、リフォーマー やキャデラックなどの大型器具を輸入し、自分で引き取りに行くのであれば、まず間違いなくトラックを準備することが必要になってきます。その際、どの程度の大きさのトラックが必要になってくるかは、前回準備した提出書類の中に参考数値を探すことができます。
パッキングストリップ(パッキングリスト)の中に貨物がいくつのパレットに入れられているか、各パレットの重量はどれくらいか、各パレットの3辺長が明記されています。
少し注意しなければいけないのは、輸入先がカナダやアメリカの場合、単位がポンドインチの可能性があるので、確認が必要です。
インチをセンチと間違えてトラックを準備すると実際の貨物はかなり大きくて積載できない事態に陥りますが・・・
商品を購入する際ホームページ等で当該商品の大きさなどを確認できると思うので、そこまで大胆な勘違いもないでしょう。
私は一度にキャデラック、リフォーマー 、ラダーバレル、チェアを輸入しました。パレットは全部で3つ。ラダーバレルのパレットは高さがありましたが、縦横はそこまで長くありませんでした。
問題はリフォーマー とキャデラック。かなりの長さがあったので、2tロングのトラックをレンタルすることにしました。同じ値段で2tロングワイドがあったので迷いましたが、パッキングリストの貨物幅を見て標準ロングで積載できそうだったので住宅街での運転などを考慮して標準幅のトラックにしました。
税関はAM8:30から受付対応を開始します。できれば朝一に行きたかったのですが、トラックレンタルの場所が少し家から遠かったので到着がAM9:30前くらいになりました。←この辺の詰めの甘さが後で自分を苦しめることになる・・・この1時間がかなりデカい
事前に連絡しておいたこともあり、怪しまれず対応してもらえました。
ここで、準備していた書類を提出し、自作した資料を元に輸入品の品目を決定してもらいます。
ところで、私が輸入した商品は、全てメリシューから公式サイトを通して正規手順を経て輸入したピラティス専用器具およびフィットネス機材です。輸入のやり取りの際メリシュー担当者にも言われましたが、輸入品目において、運動器具は非課税となっています。
なので、私は、当然私が輸入するものも全て非課税品で、支払う税金は消費税のみだろうと想定していました。
・・・が、ここで当日受付に当たった税関相談官が色々といちゃもん(←としか聞こえない😒)をつけてきます。「これは、運動以外にも使えるので品目が変わりますね。これはちょっと調べてみます。」とかなんやかんや言って免税対象から外してきます。
結果的に、私もいくつかのピラティス器具に課税されました😇
さて、脱線しましたが、相談官の人に輸入品目を教えてもらった後は、輸入申告書を作成します。これは、税関に端末があるので入力するとその場で作成できます。もちろんその場で税関職員の方が色々教えてくれるので初めてでも大丈夫。
輸入申告書を提出
↓
書類審査
↓
納税して輸入許可証もらう
↓
輸入許可証とDOを持って貨物倉庫へ行って貨物を引き取る
というのがスムーズな流れです。私が参考にしたブログの皆様もそうでした。
・・・・が、私はそうスムーズに行きませんでした。
私の場合は、以下のように余計なフェーズが入り、か〜な〜り、時間をロスしました。
・・・運悪く、貨物検査に当たってしまったので・・・😇
①輸入申告書作成、提出

↓
②書類審査、貨物X線検査該当告知
↓
③貨物X線検査の為DOと検査受検書を持って貨物倉庫へ


↓
④貨物を持ってX線検査場へ(税関手続所とめっちゃ離れてる)

↓
⑤検査後貨物とともに再度税関手続きへ

↓
⑥検査合格書を提出
↓
⑦納税して輸入許可証もらう
↓
⑧輸入許可証受領、貨物引き取り(もうトラックに乗ってる)
特に、貨物倉庫からの搬出が昼にかかってしまい、午後に回されてしまった為かなり搬出に時間がかかり焦りました。トラックの返却時刻に間に合わなくなりそうだったので、最悪レンタル延長も視野に入れて早めにレンタル会社に連絡を入れておいたのですが、少し遅れてもいいよ、という優しい対応をしてくれたおかげでなんとかカツカツでしたがその日のうちにトラックを返却できました。T建機レンタルさんありがとう☺️
今回の要点
・貨物検査に当たったら時間かかるので朝一行った方がいい
・輸入貨物が正規品で正規の使用方法があってもなんやかんや言われて課税されることもある
・税関も貨物倉庫の会社も昼休みは作業を中断して取り合ってくれないので昼をまたぐと時間がさらにかかることを考慮して計画するべき
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